大阪で民泊の運営をしているwakameです。
去年までは大阪の道頓堀周辺は韓国人と中国人の観光客でにぎわっていました。
今でも観光客でにぎわっていますが、明らかに韓国人の観光客は大幅に減少しています。私が運営している民泊でも目に見えて韓国人の予約は減っています。
そんな中、久しぶりの韓国人ゲストの宿泊があり、チェックアウトの日を迎えました。
清掃作業の為待機するも、ゲストがチェックアウトする気配がなかったので、「ピンポーン」とベルを鳴らしてみました。ベルを数回鳴らしても反応無く、ドアをノックしても反応なく、最終ドアをゆっくりあけてみると室内には靴がありました。
玄関から何度か呼びかけると布団がもそもそ動き、やっと起きてくれました。
すぐに用意するとの事だったので、玄関外で待機。待てどなかなかチェックアウトしてくれず、結局規定のチェックアウト時間を1時間オーバーしてやっと退室してくれました。
次のゲストがチェックイン予定だったので大急ぎで清掃作業をしていると、「ピンポーン」とドアのベルが鳴りました。
ドアスコープから覗くとさっきチェックアウトした韓国人のゲストが立っていました。ドアを開けるとスマホの画面を見せてくれました。そこには、
「昨日はお酒を飲み過ぎて寝坊してしまいました。迷惑をかけてごめんなさい。お詫びにコーヒーを買いました。飲んでください」と翻訳アプリを使って伝えてくれました。

もうとっても嬉しかったです。コーヒーは決して高価なものではありませんが、わざわざ買って戻ってきてくれた事にすごく感動しました。民泊を運営していると、昔はゲストとご飯を食べにいったり、お土産を交換したりしたのですが、最近はゲストもホテル感覚で予約するのでなかなか距離が縮まる事はなく、どちらかというとトラブルの方が多いです。
もう少し民泊の原点に戻ってゲストと交流できたらいいなぁと思っています。
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