『次世代エンタメ』Vアーティスト/バーチャルアーティストが熱い




関西の朝の情報番組で「Vアーティスト」の特集をしていました。ビジュアル系バンド?と思いきや、想像を超越した内容だったのでご紹介したいと思います。

Vアーティスト(バーチャルアーティスト)とは?

DIVE XR FESTIVAL オフィシャルサイトより

音楽において、バーチャル・バンド (またはバーチャル・グループカートゥーン・バンドカートゥーン・グループ)とは、メンバーが生身の人間ではなくアニメーションキャラクターによって構成されたグループである。人間のミュージシャンやプロデューサーが音楽を録音・演奏し、アルバムやビデオ・クリップやステージ・パフォーマンスの視覚的要素などのバーチャル・バンドに関連するメディアではアニメーション化したキャラクターがフィーチャーされる。多くの場合、バーチャル・バンドのメンバーが歌の作曲者や演奏者としてクレジットされる。ライブ・パフォーマンスはより複雑で、ショーの視覚的要素と聴覚的要素の完璧な同期が必要となる。

Wikipediaより引用

簡単に言うと、「初音ミク」みたいな感じかな?
観客の前で歌っているのはスクリーンに映し出されたアニメーションキャラクターで、実際に歌を歌っているのは人間。
ライブ会場には大きなスクリーンにキャラクターが写しだされ、歌を歌ったり、会話をしていて、「バーチャル音楽フェス」まで開催され、大盛況だったようです。

DIVE XR FESTIVAL オフィシャルサイトより

人気アーティストのライブさながらの豪華さですね。

DIVE XR FESTIVAL オフィシャルサイトより
DIVE XR FESTIVAL オフィシャルサイトより

9月に開催されたフェスの告知動画では、出演アーティスト一覧が表示され、注目アーティストの動画が少しだけ放送され、本当に豪華音楽フェス!な感じです。オフィシャルサイトによると、「女性専用観覧エリア」が設定されており、女性ファンが多い事も伺えます。

有名なバーチャルアーティストは誰?

初音ミク

DIVE XR FESTIVAL オフィシャルサイトより

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して歌を歌わす事ができる「ソフトウェア」です。
たくさんの人が「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントになりました。
「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍しており、世界中で人気があります。

Kizuna AI(キズナアイ)

DIVE XR FESTIVAL オフィシャルサイトより

Kizuna AI(キズナアイ)は、2016年12月に活動を開始したバーチャルタレントです。
「みんなとつながりたい」という想いから世界初のバーチャルYouTuberとしてYouTubeを中心に活動を続け、自身の運営するYouTubeチャンネル「A.I.Channel」の登録者数は260万人を突破し、ゲーム実況専門チャンネルである「A.I.Games」の登録者数も130万人を突破しました。
2018年7月には自身初のオリジナル楽曲「Hello, Morning」をリリースし、Spotify国内週間バイラルチャートランキングで1位を獲得。2018年10月には異例の9週連続リリースを開始、Yunomi、Avec Avec、Nor、Pa’s Lam System、TeddyLoid、MATZ、DÉ DÉ MOUSE、☆Taku Takahashiらがプロデュースを行いました。
9曲連続でiTunes storeエレクトロニック・チャート1位を獲得し、大きな話題を呼ぶ。さらに2018年12月、バーチャルYouTuber世界初・史上最大規模の単独2daysライブ「Kizuna AI 1st Live “hello, world”」を東京・大阪にて開催。
2019年にはコラボ楽曲としてW&W ft. Kizuna AI「The Light」、中田ヤスタカ氏と「AIAIAI feat. 中田ヤスタカ」をリリース、日本国内だけでなく海外からも注目を集めている大注目アーティストです。

ARP

DIVE XR FESTIVAL オフィシャルサイトより

最先端のAR技術を駆使し、究極の臨場感、没入感が楽しめるライブが話題となっている、会えるARダンスボーカルグループ「ARP」!!
シンジ、レオン、そして2人組ユニット、レベルクロスのダイヤとレイジの4人のメンバーで構成され、エイベックスとアーティスト契約を結んでいます。ライブを中心に、ラジオ、You Tube、SHOWROOMなど活動の幅を広げています。
アニメ化も決定した人気急上昇中のアーティストです。

IA(イア)

IA 1st PLACEより

「IA」はバーチャルアーティストとして、2012年Zepp Divercity Tokyoでの初ライブを皮切りに、様々なアーティストやプロジェクトとのコラボレーションをスタート。2013年より2年連続で国内最大級の動員数を誇るモータースポーツ「SUPER GT」のオフィシャルテーマソングを担ったほか、世界的に人気の音楽ゲーム、タイトー「GROOVE COASTER」とのダンスミュージックコラボや、アパレルブランド「FIG & VIPER」、「GLAD NEWS」とのコラボアイテムを展開。また、世界配信されたアニメ「メカクシティアクターズ」や、新世紀エヴァンゲリオンのコミック最終巻に収録されたCDがIAでボーカルとして抜擢され話題となりました。

IAは国内に留まらず海外でも活動しています。2013年以降は、フランス・台湾でのライブを成功させたほか、全米最大規模のポップカルチャーコンベンション「New York Comic Con」に登場しライブ上映会を開催。その模様は後日、ニューヨーク・シアトル・サンフランシスコ・ロサンゼルスのイベント会場や映画館で上映されるなど、海外においても精力的に活動を広めています。2015年7月に、初の北米ライブが実現。Club Nokia Live LAにて開催された公演はSOLD OUTとなり、2,000人を超える観客を動員、大盛況を収めました。

新人バーチャルアーティスト『 EMMA HAZY MINAMI 』

大阪・梅田駅前の「うめきた」で開催中の「MUSIC BUSKER IN UMEKITA」で、 バーチャルアーティストとして史上初のストリートライブを行った模様がテレビで放送されていました。
ライブでは生演奏に合わせて生歌を披露していました。国籍などは公表していませんが、リポーターのインタビューの返答には関西弁でした。

バーチャル関連の仕事が急成長

最初、バーチャルアーティストって何?と思った事から調べたのですが、バーチャルアーティストについての情報が少なく、それよりもバーチャルアーティストの専門学校やバーチャルアーティストプロデューサーの求人募集がたくさんでてきました。これからの時代、バーチャルアーティスト分野が日本のエンタメを牽引していくんでしょうね。